New Relic の統合には、 Microsoft Azure Storage Syncメトリクスおよびその他のデータを New Relic に報告するための統合が含まれています。 この文書では、統合を有効にする方法と、報告されるデータについて説明します。
特徴
New Relic は、Storage Sync サービス用に Azure Monitor からメトリクス データを収集します。Azure Storage Sync により、オンプレミスの Windows サーバーと Azure Storage の間でデータの同期が可能になります。Azure Storage Sync を使用すると、ファイル サービスを Azure に一元化し、データをオンプレミスの Windows サーバーにキャッシュして、他のユーザーやアプリケーションが利用できるようにすることができます。
New Relicを使うと、以下のことができます。
- 事前に構築されたダッシュボードで Azure Storage Sync データを表示します。
- カスタムクエリを実行し、データを視覚化します。
- データの変化を通知するアラート条件を作成します。
統合をアクティブ化する
標準の Azure Monitor 統合手順 に従って、New Relic インフラストラクチャの監視で Azure サービスを有効にします。
構成とポーリング
構成オプションを使用して、ポーリング頻度を変更し、データをフィルタリングできます。
New Relic は、デフォルトの ポーリング 間隔に従って Azure Storage Sync サービスをクエリします。
データを見つけて使用する
インテグレーションデータを調べるには、 one.newrelic.com/infra > Azure > (select an integration)にアクセスしてください。
メトリックデータ
この統合では、以下の メトリックデータを収集します 。
Azure Storage Sync メトリクス
メトリック | 説明 |
---|---|
| サーバー エンドポイントがクラウド エンドポイントとの同期セッションを正常に完了するたびに、値 1 を記録するメトリック。 |
| 同期セッションで転送された合計ファイル サイズ。 |
| キャッシュから提供されたバイトの割合。 |
| 成功したすべてのリコールの割合。 |
| アプリケーションによって呼び出されるデータのサイズ。 |
| リコールされたデータのサイズ。 |
| データリコールスループットのサイズ。 |
| 再署名されたサーバーがクラウド エンドポイントとのハートビートを正常に記録するたびに、値 1 をログに記録するメトリック。 |
| 同期されたファイルの数。 |
| 同期に失敗したファイルの数。 |
| サーバー上にキャッシュされたデータのサイズ。 |