New Relic Control は、環境全体のエージェントおよびテレメトリー パイプラインに対する一元的かつスケーラブルな制御を提供するオブザーバビリティ管理ソリューションです。 このドキュメントでは、ソリューション コンポーネント、コア機能、およびデプロイメント オプションについて説明します。
重要
New Relic Control を設定するときは、EU 組織に EU ベースのアカウントのみが含まれていることを確認してください。米国ベースのアカウントと EU ベースのアカウントが混在する組織は、正常に機能しません。
コンポーネント
Agent Control: New RelicNew Relic他の およびOpenTelemetry エージェントの ディストリビューションを管理する軽量のスーパーバイザ コンポーネント。Fleet Controlと通信して、インフラストラクチャ レベルの計装の健全性をリモートで構成、更新、監視します。
Fleet Control : インフラストラクチャ全体にわたるすべての監視対象エージェントの可視性とリモート管理を提供する集中型インターフェイス。 これにより、チームはエージェントを大規模にインストール、構成、監視、アップグレードできるようになります。
プレビュー
Agent ControlとFleet Controlはまだ開発中ですが、ぜひお試しください。 この機能は現在、弊社のプレリリース ポリシーに従ってプレビュー プログラムの一部として提供されています。
Pipeline Control :データベースの取り込み前に価値の低いデータをフィルタリングして破棄するのに役立つ、 New Relic Control のデータ管理コンポーネント。
範囲
Agent Control と Fleet は現在パブリック プレビュー中です。現段階では、以下を含む、 Kubernetesクラスタのインフラストラクチャレベルの計装の設定管理をサポートしています。
- New Relicエージェント: New RelicInfrastructureエージェントおよびNew Relic OpenTelemetry(NRDOT) コレクターの ディストリビューションに基づくエージェントが含まれます。
- 標準ベースの計装: Prometheus とFluent Bitが含まれます。
Pipeline Controlは一般提供 (GA) されており、価値の低いデータをドロップすることでAPMエージェントからのデータの管理に使用できます。 サポートされているエージェントの詳細については、 「サポートされているエージェントのバージョン」を参照してください。
必要な権限
- Agent Control : Agent Controlを設定し、それをFleet Controlに接続するには、認証ドメイン マネージャー ロールが必要です。 詳細については、 「ユーザー管理の概念」を参照してください。
- Fleet Control : Fleet Control内でフリートを作成および編集するには、組織マネージャー ロール (製品では管理設定と呼ばれます) が必要です。
- Pipeline Control : Pipeline ControlゲートウェイとPipeline Controlルールを設定および管理するには、組織マネージャーの役割が必要です。